週末観劇記。

先週末見た芝居についてウンチャラカンチャラ。

エアースタディオ『描きかけの絵日記』


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………。
身につまされる。
舞台はとある役者のアパート。
そいつの家というより溜まり場といった感じだ。
そこで起こる始まりも終わりも定かじゃない物語。
なんというのか、音楽でも演劇でも物書きでもいいんだけど、創作関係の夢を追っかけていた人なら、この芝居は見るべきです。
胸が、痛くなります。
ただこの芝居で僕がわからなかったのは。
みんな何かを失いながら“恋愛”なるものに身を捧げていく姿。
それがどうしても。
わからなかった。
得たこともないから失うことなんて。
わからないよ。

猫道一家『ナツヤスミ語辞典』


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………。
公演中コーラ掛けられた!!
前回はジャムでした。
相変わらずの暴走振り。
アングラ最高!!
内容はキャラメルボックス主催の成井豊作『ナツヤスミ語辞典』を陵辱するといった内容。
見事に陵辱しておりました。
今回最前列に座ったのですが、この手の芝居はやっぱかぶりつきでしょw
もう弄られる弄られる。
剃ったばかりの頭をなでられたり、にらまれたり、ビールとサンドイッチ貰ったり、幸福の◎学のチラシ貰ったり。
さて今回一番響いた台詞は、やはり吉田ミサイル氏が発せられたアドリブでしょう。
殴り合い(本気)のシーンで、会場から笑いが起きたとき。
『おい、お前本気で殴られてんのに笑われてんぞ!!』
笑いというのは本質的には攻撃的な行為なのだ。
アドリブの中にそんなハッとする台詞を入れられるミサイル氏のハカイダーっぷりに脱帽。