まごころを君に。

もはや過去の話ですが。
ズヴァシャーっと遊んできたり。
今日は楽しいレレレ&ヴァイオレンス(ウキウキ)!
さぁ、早く仕事終わらせて楽しんでこよう!


……あれ、おかしいな、仕事が、終わらない。


八時終了のはずが十時終了。もちろん残業代は無し。
泣きっ面に蜂に刺されてアナキフィラシーショック。死亡。享年24歳であった。


1.7秒で転生。
自己新記録&世界タイ。
ヤホウイ(なげやり)


んで。
だいぶ遅れて会場に到着。
レレレが今まさに始まらんとしていた時だった。
なんとか間に合った……ってあれ?


オデ「なんかキャラクターシートもう埋まってますが?」
GM「ああ、遅くなるって聞いたから作っといた」
オデ「それはいいんでつがなぜ性別まで決まってるですか?」
PL1「いや、巨乳キャラとかいなかったから」


強制的にキャラ付け確定。
泣くに泣けぬオデは、魯鈍な顔で笑うしかなかった。
えへへえへへ、あれ、おかしいな。目から塩辛い水がたれてくるよ?
という訳で、いままでやった事のない馬鹿白人ロールプレイに挑戦。
軽いアウターゾーン突入。ミザリーたんハァハァ。


PL2「せっかくだから馬鹿っぽい名前付けようよ」
オデ「それじゃあサンドラで」


なぜか爆笑に包まれる卓内。サンドラにどんな偏見があるのかと小一時間。
今回の作品はオデの巨乳を売り込むために、事務所が適当に作った特撮らしい。
タイトルは『聖夜戦隊サンターバード』!
活動期間は年に一日だけだ!
イヤほらクリスマスだから。


オデ「でも今日は何でいきなりレレレなんでつか?」
GM「いや、今朝見た夢やろうかと思って」


んで。

途中はゴゴリッと省いて、セッションは二時間で終了。
理由。
笑い過ぎて酸欠になったため。
痙攣を起こす腹筋を抱え、屍同然の我らは『バイオレンス!』になだれ込む。
本日のFUCK野郎は以下の4人。


GM:O平さん
奇態なゲーマー。いやいい意味で。
ゲームを楽しむことに命をかけている(ッぽい)偉大な人。
その楽しみの内容は、PCを苦しませる事が大半を占める。
いつかギャフンと言わせてやる。


☆ベイブ・ブルー PL:備前屋さん
典型的犯罪型黒人重装甲タイプ。つまりデブ。
重度のサンターバード(前述)ファン。どうやら脳だけじゃなく眼にも蛆がわいているようだ。
PLは某18禁TRPGの製作者、備前屋さん。今回のクソ野郎(PC)どもを大変気に入ってくれたらしく、絵に起こしてくれた大変エロい人。
あ、いけね、偉い人の間違いだ。……間違いではなさそうでつが。


☆“ドク” PL:??さん
典型的シリアルキラー型医師高機動タイプ。つまりガリ
ソマリアへの従軍経験有。ヤクの強奪と卸しを生業にしている。
当然地元組織に眼を付けられ余命カウントダウン中。
PLさまは……ごめん、お名前知らんのです。



碇シンジ PL:オデ
(自称)サードチルドレンがNYのごみダメに降臨。白人、120Kg。つまりデブオタ。
好きが高じて変な電波を受信してしまったらしい。オカワイソウニ。
プログレッシブナイフ(超でけぇナイフ)とパレットライフル(12ゲージショットガン)で、街をうろつく使徒どもをなぎ払うぞ!!(アメリカ全域指名手配中)
ベイブとはサンターバードの試写会で知り合ったらしい。


ベイブ「……てかさ」
シンジ「はひ?(デブ声で)」
ベイブ「何だそのキャラは!?」
シンジ「シラネェよ!!(大爆笑)」


冒頭。
シンジの部屋。
明らかにギッテ(盗って)来たビデオデッキで、サンターバードを鑑賞する一同。


シンジ「サンドラ萌えー!」
ベイブ「サンドラ萌えー!」
ドク「ナニやってんだお前らは」
ベイブ「ヘイ、ドクのりが悪いぜ。このジャップスタイルが今の流行だぜ?」
シンジ「このシーンはね、日本のアニメが元になっていてね(中空に向かって解説中)」


さて、そんなダメ野郎たちでも腹は減るので、近場のマックに不飽和脂肪酸を摂取しにいく。
キチガイ三連星の襲撃に引きつる女性店員。


ベイブ「おい、何だその顔は?ここはスマイルゼロ円じゃなかったのか?」
店員「いえその……あの」
シンジ「すいません、ハッピーセットください(デブボイス)」
店員「あ、その、ハッピーセットは小学生以下のお子様だけ……」
ベイブ「おお!?俺のダチ公の頼みが利けねぇってのかああ!?」
店員「は、はいよろこんでーーー!(つぼ八モード)」
ドク「(他の客の注文を横取りしつつ)おっとこれは俺の分だよなぁ、ねぇちゃん?」
店員「えと、あの、その……」



そのときシンジが毒電波を受信。脳内綾波がポップアップ。



店員「(脳内ボイス)ごめんなさい、こういうとき、どういう顔をすればいいのか判らないの」
シンジ「笑えばいいと思うよ」



爆笑に包まれる卓内。



恐怖のどん底に突き落とされたマックを後に、エヴァンゲリオン全話耐久上映会に突入するPCたち。


シンジ「綾波萌えー!」
ベイブ「綾波萌えー!」


……だめだこのキモオタども。
そんなこんなでうだうだやっていると、生活費が尽きたので、夜の街に繰り出すPC達。
スラムを歩いていると早速やばそうな黒人が近づいてきた。


黒人「ヘイブラザー、すもーくすもーく」
ベイブ「ヘイブラザー、そのイカス煙はいくら位だ?」


売人だったらしい。交渉を始めるベイブとドク。
そのときまたもやシンジが毒電波受信。脳内葛城ミサトがポップアップ。


脳内ミサト「シンジくん、使徒よ!!」
シンジ「目標をセンターに入れて……スイッチ」


火を噴くパレットライフルこと、12ゲージショットガン。
哀れ黒人は潰れトマトに。畜生、俺を潰れトマト職人にしやがって!(大槻ケンジ「ステーシー」より)


脳内ミサト「使徒殲滅を確認……頑張ったわね、シンジくん」
ベイブ「あーあ、やっちゃったよ」
ドク「しょうがないなぁ、シンジくんは(ドラえもん調)」
二人「あっはっはっは」


なにやら和やかなムードに包まれるPCたち。すると……


謎の男たち「フリーズ!!」


いつの間にやら背後に二人の男が。どうも豚(警官)っぽい。


ドク「あ?なんだおめぇら!?」
ベイブ「ここは豚がいていい場所じゃないぜ……っておいシンジ、大丈夫か?」
シンジ「……逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ(定番エフェクト)」


いつものとおり脳内キャラがポップアップ。


脳内伊吹マヤ「パターン青!間違いありません、使徒です!」
シンジ「カオルくん、君が何を言ってるのか判らないよ!!うわぁぁぁぁぁ!!!」


一番判らないのはお前だ(笑)!
プログレッシブナイフこと超でけぇナイフで、警官に切りかかるキチガイ
警官1、死亡。


豚「うわぁあ!何だこいつは!?」


豚は恐慌状態でマグナムをぶっ放す。


シンジ「フィールド全開!」


ATフィールドを展開するシンジ。もちろん脳内で。命中。即死。
脳内キャラ総ポップアップ。響き渡る脳内拍手。


シンジ「ぼくはここにいてもいいんだ!!」
脳内キャラ「おめでとう!おめでとう!おめでとう!」
シンジ「ありがとう、みんな!」


至福の表情でシンジ昇天。時間にしてセッション開始三十分後の事であった。


ベイブ「てめぇ、よくもシンジを!!」


ベイブの警棒による一撃で、床に這い蹲る豚。あまりの激痛に涎を流して、この期に及んで命乞いを始める。どうもまだこいつらを、話が通じる相手だと思っているようだ。
身包みを剥ぎ、クレジットカードの暗証番号を聞きだした後処刑。


ベイブ「あの世でシンジに詫びてきな」
ドク「く、惜しい(変な)奴をなくしたぜ」
ベイブ「ああほんとにいい(変態)奴だったぜ」


なんか(変)愛を感じるなぁ……。
んで。警官を殺してただで済むわけはなく。町中に指名手配されるPCたち。
ドラッグストアの前で、バカップルを出待ち。足を確保して郊外に逃げようとする。


GM「じゃあ近くに車を止めて事に及ぼうとしてるバカップルを見つけたよ」
ベイブ「(ドアをノックする)」
GM「『なんだこら!?』と、男が振り返るけど」
ベイブ「(無言で銃を突きつけるジェスチャー)」
GM「(すごすごとズボンを下ろした姿で出てくるジェスチャー)」
ドク「(男を撃つジェスチャー)」
GM「(死ぬジェスチャー)」


あっさりと足をゲットしたクソ野郎ども。ついでに女も。
途中、パトを一台クラッシュさせたりしつつ逃走。
そのとき新たなキチガイの影が!!


GM「突然後ろから赤いワゴンがぶつかってくるよ」
ベイブ「いてぇ!ケツ掘られる趣味はねぇぞ!?」
ドク「なんだぁ、あの女!?」
謎の女「あんた達のせいで馬鹿シンジが……落とし前つけてやる!!」


その女は手入れの行き届いてない、明らか染めた赤毛を両脇でくくり、(脂肪で)パツンパツンのプラグスーツを着ていた。間違いない、奴は……。


惣流・アスカ・ラングレーだ!!(鳴り響くテーマ)


えーと。
PLの皆さん、そろそろ腹筋が千切れそうなほど笑ってらっしゃいますが、とりあえずそういう訳でオデの二キャラ目登場。


ベイブ「直ぐに車を止めて話に行くぞ!」
アスカ「来たわね、覚悟しなさ……」
ベイブ「オイあんた、シンジの友達か!?」


その瞬間走る、例のニュータイプ光。
目と目で通じ合う、キジルシエフェクト。


一時間後。
一緒になって逃げるキチガイ三人(+人質一名)の姿があった。


んで。
バイオレンスお約束に則って、最後には警官隊に囲まれて銃殺。


GM「それじゃあ、言い残す事はあるかね?」
アスカ「きもちわるい」


そりゃあなぁ。